結婚生活に迷いが生じ、「離婚すべきかどうか」と悩んでいる方は少なくありません。愛情が冷めたように感じるとき、相手とのすれ違いが日常になっているとき、自分の選択が正しいのかどうか分からなくなるものです。
この記事では、離婚という大きな決断を前に、自分自身の気持ちを整理するための7つの質問をご紹介します。
「離婚」がゴールではありません。あなたが心から納得できる選択をするためのヒントとして、読み進めていただければと思います。
離婚を考える前に知っておきたいこと
離婚は人生の大きな節目であり、感情だけで決断するには重すぎるテーマです。法律的な手続き、生活の変化、子どもへの影響など、さまざまな現実が待っています。
また、友人や家族の意見に左右されすぎないように注意しましょう。最終的な選択は、あなた自身が納得できるものである必要があります。
一時的な感情ではなく、冷静な視点で自分の本音に向き合うこと。それが後悔の少ない判断につながります。
自分の気持ちを整理する7つの質問
以下の7つの質問に向き合うことで、今の結婚生活をどう考えているのか、離婚に対して本当はどう思っているのかが見えてきます。
質問① 今、幸せですか?
シンプルですが、最も大切な問いです。相手のことを考える前に、自分の心の状態を確認してみましょう。
- 毎日の生活に満足していますか?
- 相手と一緒にいて、心が安らぎますか?
- 将来の生活に希望を感じられますか?
「いいえ」が続く場合は、現状に何らかの問題があることが見えてきます。
質問➁不満や苦しさを我慢しすぎていませんか?
「子どものために」「相手を傷つけたくないから」と、自分の気持ちを抑え込んでいませんか?
たとえば以下のようなケースは、注意が必要です。
- 自分の意見を言うと怒られる、無視される
- 家庭内で孤独感を強く感じている
- 暴言やモラハラが日常化している
我慢が続くと、心身の健康を害することもあります。
質問③問題を解決しようと努力してきましたか?
話し合いやカウンセリング、第三者のサポートなど、改善のための行動を起こしてきたかを振り返ってみましょう。
- 相手に自分の気持ちを正直に伝えたことがありますか?
- 関係を修復しようとした時期はありましたか?
- それでも状況が変わらなかったのでしょうか?
努力しても変わらない場合、決断に踏み切る理由になります。
質問④離婚後の生活を具体的に想像できますか?
「離婚すれば楽になる」と感じていても、実際の生活は想像以上に現実的です。
たとえば以下のようなことを考えてみてください。
- 一人で生活していけるだけの収入があるか?
- 住まいは確保できるか?
- 子どもがいる場合、育児や教育についての方針はどうするか?
- 実家や周囲に支援してくれる人がいるか?
こうした点を現実的に想像できるかどうかは、離婚という選択を冷静に判断する材料になります。
質問⑤相手に対してまだ愛情がありますか?
「嫌いになったわけじゃないけど、もう無理かもしれない」──そんな微妙な感情こそ、自分でも整理がつきにくいものです。
- 相手の幸せを心から願えますか?
- 相手が困っているとき、助けたいと思いますか?
これらの感情が残っている場合、関係修復の余地があるかもしれません。
質問⑥離婚を後悔しないと言い切れますか?
100%後悔しない選択は難しいかもしれません。それでも「きちんと考えて出した結論だ」と思えるなら、その選択に責任を持つことができます。
- 離婚した未来を想像して「ほっとする」感覚はありますか?
- 逆に「やっぱり戻りたい」と思う可能性はありますか?
感情と論理の両方から、自分の覚悟を見つめてみましょう。
質問⑦本当に離婚しか道はないのでしょうか?
「離婚」だけが解決策ではありません。
- 一時的な別居で距離を取る
- 家庭内別居という形を取る
- カウンセリングを受ける
これらの選択肢を経て、改めて決断することで後悔を減らせるかもしれません。
最後に
人生には正解も不正解もありません。離婚することも、しないことも、どちらも選択のひとつです。
大切なのは、「こうするしかなかった」ではなく、「自分で選んだ」と思えること。
今回の7つの質問が、あなた自身の気持ちと向き合い、納得のいく決断をするきっかけになれば幸いです。
不安や悩みを抱えたままひとりで結論を出すのは、精神的にも大きな負担になります。誰かに話をするだけでも気持ちの整理をつけることができる場合もあります。
弊所では、カウンセラー行政書士があなたのお悩みに寄り添って、じっくりお話を伺います。是非お気軽にお問い合わせください。


